【開催結果報告】8月19日開催 社労夢最新情報と強化したDirectHR 成功事例 社会保険労務士法人ALLROUND東京池袋

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【開催結果報告】8月19日開催 社労夢最新情報と強化したDirectHR 成功事例 社会保険労務士法人ALLROUND東京池袋

■セミナー概要

 基調講演に社会保険労務士法人ALLROUND東京池袋 代表の佐々木先生をお迎えし、ネットde顧問の提案や給与計算の具体的手法を解説いただきました。
 なお弊社SR営業部からは以下の内容をお届けしました。石原より、導入検討中・ライト・ベーシックプランの方にも必見の、社労夢ハウス導入による事務所の成長戦略や収益アップの具体的な方法をご紹介。今回より3つの「他社システムとのAPI連携」でより業務効率化していく社労夢の今後についてお話ししました。森からは「DirectHR」に関して導入事例を交えながら機能や収益シュミレーションをご説明いたしました。最後に稲田より、これらDX製品の顧問先への有償提供による収益拡大や、IT導入補助金の活用方法についてご説明いたしました。
 社会保険労務士法人ALLROUND東京池袋 代表社員 佐々木 久雄 様には以下のようにお話しいただきました。

「人を増やさず高収益」を社労夢とのシームレス連携によって追及
 ~地方展開でも効果を発揮するネットde顧問の営業手法~

  私の経歴ですが簡単に申し上げますと、もともとは声楽家・音楽関連講師としてオペラ歌手をしていましたので、一般企業に勤めた経験がなく、実は雇用保険、厚生年金ひとつも入ったことがありません。その後、社労士になりまして、バブル期に助成金対応などで成果を上げることができました。実は社労夢ハウスを契約をしていたはいいけど、本格的に操作して活用しているのはここ5年になります。最初はネットde顧問と社労夢の違いもわからないまま使い始めた感じです。

事務所運営のスタイル

  ただ単にシステムとかいろいろなものを導入すればいいかというものではなく、やはりそれを使いこなしてこそ意味があると思います。社労夢は比較的CSV取込が使いやすいこともあり、CSVを中心に活用しておりまして、私どもの事務所では「CSVを制する者が勝つ」という合言葉を掲げております。
 当社は「少人数、高収益」といったようなものを目標として事務所運営をしております。やはり一人当たりこれくらいの売上があったらいいのではという金額がございますが、それをクリアにすれば、特に少人数であれば出るお金も少ないわけです。ただ大人数の事務所さんも正直うらやましいと思いますが、自分の中ではその運営がなかなかイメージが湧きませんので、私の結論としては、このまま少人数・高収益で突っ走ろうと考えております。

ネットde就業・CSVデータを活用した給与計算効率化の取り組み

  弊社は勤怠管理は基本的に「ネットde就業」を活用していまして、総務メニューで給与データをサササと作り上げまして、それを読み込んで終わりというような業務展開を手掛けております。ただ様々なメーカーの勤怠管理システムがございますので、CSVを加工してネットde賃金に取り込めるよう工夫しています。皆様もご経験が当然あるかと思いますが、お客様自身が使っている勤怠システムのことをよくわかっていなかったり、「無償だから」「何人までタダだから」という理由でとりあえず使っている実態が見受けられることがあります。でも実は「このシステムはデータをこのように取り出せるんですよ」とか、「ネットde就業だとシフトも組めますし、年休の管理もできます」と教えてあげると結構喜んでいただけます。とはいえ、他のシステムからネットde就業に切り替えることがこちらも大変ですので、まずは「CSVデータだけは抜きやすい環境を整えておく」取り組みをしています。これでほぼほぼ給与計算が80%終わるところまで済ませております。

  ネットde就業の導入に関して、知り合いの社労士から「ハードルが高くて難しい」というお話を聞くこともございます。正直、私どももやはり簡単に使いこなせるようになったわけでもなく、それなりに大変な思いはしてきました。ただパートさんのシフトがある介護業界や販売系、病院型などではなく、「来た時間と帰りの時間だけ記録」することから始めれば導入のハードルがかなり下がると思います。なので、ハードルが高いようなイメージがございますが、簡単なことからまず始めていただくことで、結構大幅な飛躍があるんじゃないかなと考えております。

  このように簡単に勤怠データを作成できるようにしておくことで、それを取り込んで、「はい、終了」という形で処理ができます。それは時間帯によって時給が違うとかプラスいくらとか、CSVを加工に加工を重ねてデータを作り上げた結果です。あとデータに異常があった場合には星マークが出る仕様にもしております。それから、手当や控除の変動項目につきましては、社労夢の連絡票を加工してお客様に「この月だけこの人にこの金額を支給したい、控除したいをまとめてください」と依頼しております。これらができるのはやはり基本に社労夢の各種帳票とCSV取込があるから実現できるわけで、それがなければかなり厳しいかもしれません。根底には社労夢・ネットde顧問があるからこそ、今の仕組みがしっかり回っていると感じます。

>ネットde就業の詳しい内容はこちら

まとめ

 私どもが東京にいながら地方のお客様とも何の不自由もなくできているというのは、社労夢・ネットde顧問のおかげで、これは欠かせないツールだと思います。もちろん在宅勤務も全然OKでございます。実際お客様のところを訪問することはほとんどありませんし、恐ろしいことに、ほとんど会ったことのないお客様もいらっしゃいます。そういった働き方を実現できているのも社労夢ハウスのおかげだと思いますので、ぜひ導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。


  その他にもネットde就業が含まれる「ネットde顧問」の各種アプリケーションの詳しい提案方法や「MYNABOX」、「DirectHR」まで幅広くお話しいただきました。
 ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。また、ご登壇いただき貴重な情報をご提供いただいた佐々木様に心より感謝いたします。 今後も皆様のお役に立てるセミナーを実施して参ります。※一部内容を編集・省略しております。   

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