【開催結果報告】5月20日開催 社労士事務所におけるAI活用の最前線~AIエージェントが変える社労士業務の未来~株式会社総合事務所ブレイン 北村庄吾様 × 株式会社エムケイシステム 三宅登

Event

【開催結果報告】5月20日開催 社労士事務所におけるAI活用の最前線~AIエージェントが変える社労士業務の未来~株式会社総合事務所ブレイン 北村庄吾様 × 株式会社エムケイシステム 三宅登

■セミナー概要+

 ・社労夢ハウスネットワーク最新情報〜AI社労夢の始動〜
  株式会社 エムケイシステム 営業統括 石原 久史
 ・AI時代、社労士事務所はなぜ二極化するのか〜先行する事務所と伸び悩む事務所の分岐点〜
  株式会社総合事務所ブレイン 北村 庄吾 様 (モデレーター 三反田 桃子 様)
 ・AI時代、社労士の未来はどう変わるのか〜これからの競争で問われる経営判断とは〜
  株式会社総合事務所ブレイン 北村 庄吾 様 × 株式会社エムケイシステム 三宅 登 (モデレーター 三反田 桃子 様)
 ・AI社労夢 製品紹介~業務がどう変わるのか~
  株式会社 エムケイシステム 開発統括 木山 洋

基調講演として、株式会社総合事務所ブレイン 北村 庄吾先生をお招きし、生成AI活用で事務所の未来が大きく変わることの重要性をお話しいただきました。実際の株式会社総合事務所ブレインでのAIエージェント活用事例を基に、今日から使えるAI活用法をご講演いただいております。

また弊社SR営業部からは、ついに開発がスタートした「AI社労夢」の詳しい概要や具体的な価格、今後開催予定のセミナーをご案内。そして開発より「AI社労夢」に関して、デモを交えた実際の画面・操作方法や今後の開発構想をご紹介いたしました。

今回はついに実現した、年金博士として名をはせた北村庄吾先生と弊社 取締役 三宅登の対談の様子をご覧ください。

■社労士事務所におけるAI活用の最前線~AIエージェントが変える社労士業務の未来~株式会社総合事務所ブレイン 北村庄吾様 × 株式会社エムケイシステム 三宅登

左:三宅 中:北村先生 右:三反田
北村先生と三宅の関係性


三反田:それではここからは北村先生と三宅社長による対談に移ってまいります。

三宅:株式会社エムケイシステムの三宅登でございます。本日、当セミナーに150名を超える皆様にお申込みをいただきありがとうございます。セミナーテーマである社労士事務所でのAI活用について、社労士の皆様方の関心が非常に高いこと、それにも増して北村庄吾先生の知名度の高さだと推察しています。まず北村先生との出会いは2006年ごろに主催していた社労夢ハウスセミナーに参加していただいたときですね。この頃テレビにもガンガン出られる超有名な先生で、私がプレゼンした一時間、前の方で座って睨んでおられて、怖いな怖いなと思ったのが一番初めでした。今回は三反田さんを介して、当社が開発を進めているAI社労夢についてご指導いただきたいということでお付き合いが再スタートしました。先ほど北村先生がそろばんが電卓に置き換わったと同じように、一挙にAIになるという話は私も全くの同意見です。社労士事務所内の第三次産業革命があって、今回のAIは第四次産業革命だと。

北村先生:2002年に僕はプロフェッショナルゼミナール、通称プロゼミ。開業塾をはじめまして、そこから20年、参加された先生方は2500~3000名に及び、多くの先生方が独立されて今でも千何百事務所が独立されていると思います。私自身も給与計算や手続きをやってみたんですが、とにかく細かくて、法改正も多い分野で、この複雑怪奇と戦ってこられたことは非常に勇気あるなと。大手の企業はあまり目を付けない分野ですよね、そこにいち早く目を付けられて、ニッチな部分に対して非常に先駆的なものを提供されてきたんだと改めてもう少し仲良くしておけば変わったのかなという風にも思わなくもないですね。

三宅:よく生き残ってこれたなとは思いますが。情熱、というか、当社”あなたにやさしいシステムをご提供します”というのが会社の基本方針なんですね。最初は事務組合からスタートして、社会保険で順番にシステム提供をしてきたんですが、やっぱり新参者のメーカーということで、当社のサポートにユーザーの色々な要望を寄せられるんです。他社ではこんなことができるよなど、一番多い時で1000件の要望が溜まりました。毎月、技術と私も含めて棚卸をして、プライオリティが高いから開発しようといった毎月バージョンアップを続けて、ユーザーの要望に応えていくのが大きな部分になりました。

三反田:今のお話を受けて、北村先生から見て「社労夢」がこの業界に残り続けている理由、どの辺りにあるとお考えでしょうか。

北村先生:やはり労働保険事務組合に強いシステムというのが非常に大きい要素かなと思います。事件の後も使い続けていく先生方の意見として、やはり操作性が非常に優れていてわかりやすいと仰っています。三宅社長が仰ったお客様の要望をこれでもかと聞き入れる、やはり採算ベースがあるのでなかなかそこはできないんですよね。そこに真摯に組み込まれてきた結果だということを改めて思いました。私は性格上新しいものを開発すると、そこで飽きちゃうんですよ。三宅社長みたいにこれをずっとやり続けているのはすごいですよ。

給与計算業務等におけるAI活用


三反田:時代とともに社労士の先生方と一緒に作り上げてきた熱意が、今も社労夢が現場に定着している理由ということで、まとめさせていただきたいなと思います。ここからは今日ご参加いただいている先生方のご関心も非常に高いAIのお話しに移りたいなと思います。先ほど北村先生のお話で基幹業務というキーワードが出たんですが、AIも同じで単体のチャットとして使うだけでなく、基幹業務の中で使えなければだめだというお話がありました。北村先生、AIを試してみたで終わらせず日々の業務の中で使っていくためには何をどのように考えていくべきでしょうか。

北村先生:やっぱり今のところ、手続きと給与計算に関しては一定の基幹ソフトを使うのが一番優れていると思います。そこはまだAIで代替はできない。そうするとそこの前処理・後処理になります。給与計算業務は間違いが非常に困りますし、報われない業務でして、日々悩まされるのでストレスが溜まりますよね。給与計算業務を一年ほどやりましたが毎月間違えて全然合わないとなるので、給与ソフトを立ち上げようとすると頭痛がするほどでした。100点を取っても全く感動されないですし、納品をして当たり前の世界。でも一人でも間違えがあると、0点なんですよ。そのためうちのスタッフたちは経験値で間違えやすいロジックを定型化し、AIで異常値アラートを出しています。間違えが極端に少なくなるとスタッフのメンタル的にも非常にいいですし、給与計算業務という業務自体の正確性が実現できます。

 社会保険労務士事務所は就業規則をきちんと整備し、評価制度をつくり、研修をやる、この3本柱が企業を支えるうえでの本質だと思います。この3本柱がきちんと揃えば、企業業績も必ず上がるんですよ。利益体質になるんですよ、利益体質になってもらわないと困るんですよ。これからAI活用によってそういったことが容易にできるようになるんです。今までは違ったんですが、ちゃんとしたデータ分析ができるような、大型コンピューターを備えた大手のコンサル会社しかできなかったことが、今やもうその辺に歩いている人にもできる世の中になっちゃったわけです。

AI活用の可能性


三反田:AIはあくまで道具で、その先の価値を見つけていくのは社労士の先生方、自分自身だという先生からのメッセージだと受け取らせていただきたいなと思っております。三宅社長、AI社労夢を通じてこれからの社労士事務所にどのような環境を提供していきたいとお考えでしょうか。

三宅:業務と顧問先の整理はAI活用で一番重要な根底だと思っています。他にもどの勤怠システムも基本的には取り込むときのチューニングが大変なCSVデータですので、AI社労夢が並び変えてくれる開発もいいですね。

北村先生:勤怠管理システムのデータ加工もAI活用をすると一瞬でできちゃいますから。加工も非常に容易になるとすると、勤怠管理から給与計算を全部一気通貫で行うのがお互いのためだと思います。情報収集からインプット・アウトプットの過程におけるAI活用で、無限の可能性が広がっていくと本当に思っています。

三反田:これからも社労士事務所でどの業務をAIに任せて、どのように価値としてつなげていくのかが大事だというお話をいただきました。


■AI社労夢

弊社 開発統括 木山より「AI社労夢」に関する、2026年度の開発・段階リリースに向けた現在地と、今後の見通しをご紹介しました。AI社労夢は、社労士業務で多くの時間を要している「書類を読む・情報を探す・入力する・確認する」といった付加価値ではない作業の前処理を担う仕組みです。これにより、人は最終的な確認や判断に集中できる業務の進め方を目指しています。本セミナーでは、PDF取込や自動解析、要確認ポイントの提示といった機能を、デモを通してご紹介しました。また、入社手続きを起点に、手続き領域を広げ、電子申請・給与計算・労働保険処理業務へと対応範囲を広げていく構想です。これにより、処理件数の増加、教育負担の軽減、業務品質の安定化が期待されます。今後のAI社労夢の最新情報は、セミナーでご紹介してまいります。

▷AI社労夢 特設サイトはこちら


ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。
また、ご登壇いただき貴重な情報をご提供いただいた北村様に心より感謝いたします。
※一部内容を編集・省略しております。 

▷セミナー一覧はこちら

記事一覧へ戻る