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顧客の多様な要望を『社労夢』で実現!

職員数は何人位ですか?

齊藤先生:大きな事務所にはするつもりはなく、10名位の職員で回しています。
会社員から転向してきた社労士職員が多いのですが、実務家になるには色々な経験を積まなければならないと実感していましたので、職人のように10年間位は経験を積まないと一人前の社労士になれないという考えを私が持っていて、その考えの元で集まった方に働いてもらっています。だから長く働いている方が多いですね。


『社労夢』はいつ頃導入なさったのでしょう。

齊藤先生:平成15年頃だったと思います。最初はパッケージ版『社労夢.net』を導入して使用しました。
もともと私自身が、昭和49~50年位のオフコンが出始めたころに、杉並区の先生と二人で、社労士業務のシステム化を図ろうと手掛け始めていたのです。色々なメーカーに声をかけたのですが、大手は市場が広がるか分からないのに手は出せないということで、話を聞いてくれたシステム会社と開発を進めていました。
そして、時代はオフコンからパソコン時代に切り替わって、容量も大きく機能も多様化する事ができるようになりました。この時も、システム会社とパソコンでの開発を進めていて、オフコンで使っていた時の機能まで搭載したシステムを組み上げたのですが、その会社の経営が厳しく開発を続けられる状態ではなくなってしまいました。その前後にエムケイシステムさんと顔を合わせたと記憶しています。
エムケイシステムさんとは密接にやってきていて、『社労夢』のシステムのバージョンアップ時には、今までシステムを組み上げてきたノウハウも提供してきました。システムの考え方に、その辺りが反映されていると思います。

メーカーが多数ある中で、エムケイシステムさんを選び、フォローしてきたのは、どのようなことからでしょうか。

齊藤先生:私がエムケイシステムさんの『社労夢』を使っていたからということもありますが、色々なシステム会社と付き合ってきて、他のソフト開発を行っているシステム会社は、とにかくパッケージソフトが売れれば良いという姿勢が強いと感じていました。その点、エムケイシステムさんは、社労士業務や労働保険事務組合業務に積極的に関わっていこうという姿勢が一番強いと感じました。人事関係や労務関係の実務は、時代に合わせて変わっていくので、それに合わせてしっかりとメンテナンスをしてくれる、社労士業務を支えてくれるシステム会社だと思って付き合ってきました。
そう考えると、良いソフトを作って沢山の社労士を下支えしていこうとするエムケイシステムさんと、開業した社労士を下支えする中企団さんの理念は近いですよね。労働保険事務組合も労働保険制度の活用に手が回らない企業の下支えを、社労士会も全ての企業が抱えている労働関係の諸問題を解決するために、傘下の社労士が縁の下の力持ちとして支えていくという点で、すべての理念は共通しているように思います。
現在、『社労夢』は、2,000を超える社労士事務所等で使われていると聞いていますが、そのユーザー数が社労士業務を真摯に下支えしてきた結果だと思います。どこのメーカーでもそうですが、ユーザーの信頼を受けて、そのユーザーが別のユーザーを引っ張ってくる。紹介が一番確実に広がりに繋がっていきます。逆にユーザーを裏切ってしまうと、逆のことも起こり得ますよね。ユーザーを増やそうと思って増えたのではなくて、信頼の積み重ねが今のユーザー数につながっているのだと思います。

昔からシステム化に力を入れていらっしゃったということですが、システム化を図るメリットというのはどうでしょうか?

齊藤先生:パソコン自体は、皆さん仕事に使っていますよね。その先として、更にお客様の要望に応えて行くためには、業務ソフトは必須であると考えてきました。
エムケイシステムさんは、幅広い業務内容をカバーできるように社労士業務を追いかけてくれています。昔は、給与、社会保険、労働保険とシステムが独立していたのですが、それを機能的に結びつけて一つのシステムとして組み上がっているのが良くできているところです。他の社労士業務のシステムと比べても、企業が求めることが多様化するのに合わせて、『社労夢』も多様な業務に対応できるようになってきていると感じます。『ネットde顧問』のように社労士事務所との連携を希望する企業があれば、提案したり、使い方を教えたりということもあります。そのシステムの柔軟性は良いですね。

 

 

システムがクラウド化して、できることが一気に多様化したと思います。

齊藤先生:あとは、e-govのAPI公開も相まっていますね。これで電子申請が簡単に行えるようになりましたが、これから更に変わっていく要素になるのではないかと感じています。これからは、従業員本人が個人情報のデータを会社に送って電子申請を行うといった流れになるかもしれない。そうなったら、電子申請もパソコンを端末にするのではなく、スマートフォンやタブレットが端末になるかもしれませんよね。また、AIやロボットの話も広がってきていますから、エムケイシステムさんには、そのような時代の変化を受け止めて開発してくれることを望んでいます。

エムケイシステムさんも今年から、クラウドで年末調整に関する情報を従業員に入力してもらう機能をリリースすると聞き及んでいます。また、RPA(Robotic Process Automation:PC上で人間と同様の処理を自動化できるソフトウェア)への対応も視野に入れているようで、より利便性が高まっていきますね。

齊藤先生:オフコンの時代はシステムを入れるとなったら2000~3000万円かかるということが普通でした。その点、沢山の人が共有できるクラウドのようなサービスは、ユーザーが多ければ多いほど
コストが下がるものです。『社労夢』もユーザーが増えていっている分だけ開発を進めて、ユーザーの利便性の向上に努めてもらえたら、ありがたいですね。

それでは最後に、先生はこれから事務所をどのようにしていきたいですか?

齊藤先生:社労士の目的は、社労士法第1条で規定されている「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」であって、それに貢献するということが、社労士としての在り方だと考えています。それを実践するには、人間としての成長が必要であって、それを積み上げていくことが、私含めて当事務所の仕事であると位置付けています。それを目指して職員1人1人のキャリアアップやレベルアップを進めていきたいと思います。
時代と共に社労士事務所の対応方法も変わっていきますが、『社労夢』は、その変化に対応できるシステムになっていると思います。現在、当事務所の顧客は150社位だったかと記憶していますが、大きい会社もあれば小さな会社もあり、その要望は様々です。先の社労士の目的に照らすと、その要望に応じられるように『社労夢』を駆使しながら、事務所一同で切磋琢磨してくことが、当事務所の任務だと考えています。

 

取材:2018年6月

中小企業福祉事業団
事務所名 齊藤社会保険労務士事務所
社労士名 特定社会保険労務士 齊藤 誠司 様
所在地 東京都
URL http://www.churokyo-sr.jp/
導入システム: 社労夢ハウスプラン
従業員数 従業員数50名未満
顧問先数 従業員数50名未満

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