『社労夢』だからできた最強の連携体制!

特定社会保険労務士杉山晃浩事務所

ハウスプラン

まずは、事務所の概要についてお聞かせください。

杉山先生:今、正社員・パートタイム合わせて、16名といったところですかね。助成金をメインにしてきましたが、今年からは教育研修や評価制度など、労務から人事の分野にシフトしているところです。今後はやっぱり、採用と教育、そして定着、この流れでしょうね。どんどん働く人が減っていきますから。いい人を残して育てていくことが経営には大事だと話すことが多くなりました。

『社労夢』導入の経緯についてお伺いできますか。

杉山先生:2001年の開業と同時に導入しましたね。その後『社労夢ハウス』に切り替えて今に至っています。業界でも手を付けたのは、 はじめの方なんじゃないでしょうか。選んだ理由としては、オールインワンのシステムというところが一番ですね。今、クラウドサービスの業界では、機能の得意分野ごとに各社競い合っていますよね。勤怠はここ、給与はあそこ、手続きはあちらといった具合に。ただ、もしそれぞれを導入しデータを連携させたとして、トラブルが起こった場合、どこに原因があるのか分からなくなってしまうと思うんです。オールインワンであれば、原因特定も容易ですから、我々にとってもクライアントにとってもストレスフリーになるかなと。特に当時、オールインワンのシステムは、エムケイシステムさんくらいしかなかったんですよね。そういう意味でも、将来を見据えたら『社労夢』、これしかないということですぐに導入しました。

実際に使ってみていかがでしたか。

杉山先生:初めのうちは機能が多いこともあり、一部の機能を使うだけで、なかなか使いこなせていませんでしたね。色々な先生方と付き合い始めて、情報交換をしていくうちに、それぞれの機能が分かってきた感じです。
例えば、『ネットde賃金』を導入しているお客様には、顧問税理士の先生も『ネットde賃金』にアクセスできるようにしました。すると、年末調整時期に税理士の先生から大量にかかってきた電話がなくなりました。『ネットde受付』もお客様から入退社情報を入れてもらえるので、かなり省力化になっています。あとは求人票のお手伝いをすることもあり、全部手書きだとなかなか大変だったのですが、『求人票作成支援システム』を使うと、きれいに枠に印字できて楽ですよね。データだと履歴も残りますから、繰り返し使えますし。やっぱりこれから求められる事務所業務の時短には『社労夢ハウス』は大きな力を発揮すると考えています。

『ネットde顧問』の機能を使って効率化を図る…まさに理想的なご利用方法ですよね。ただ、『社労夢』ユーザーの中には、 本来社労士事務所で入力していたものを、お客様に入力していただくということが、提案の壁になるという話も伺いますが。

杉山先生:確かにシステムを顧問先に貸し出す部分もあるんですけど、それもIT企業がやっている。システムを使ってもらって、逆に使用感だったりとか、マニュアルをフィードバックしてっていうふうにお願いしたりしています。あとは、給与計算を行った結果を、従来では郵送やメールでやり取りするかと思いますが、事故があったり転送のミスがあったらえらいことですよね。弊所では、お客様も税理士の先生も『社労夢』でクラウドに置いてある情報を見てもらうようにしていますから、セキュリティも担保されていますし、即時性が高く効率的ですよね。税理士の先生も『社労夢』でのクラウドデータのやり取りに慣れてくると、その方が圧倒的に楽ですから、税理士の先生からお客様を紹介していただくことも増えてきて…と効率化だけでなく紹介による顧客開拓にもつながっています。

 

 

税理士の先生との協業は大きいですね。お客様の信頼を得るのにもショートカットできそうです。

杉山先生:税理士も社労士も給与計算はしますが、税理士の給与計算は、基本的に「税金を払うのにこれだけ給料を払ったという数字上の部分ですよね。しかし、残業単価が違ったら監督署から怒られるし、きちんとした賃金台帳がないと助成金が受給できないし、といった労務上の管理という部分も重要になります。であれば「杉山社労士に任せれば、全部カバーできますよ」と税理士の先生から言ってもらえれば、お客様も安心して依頼しますよね。

素晴らしい仕組みですね。やはり、そのような仕組みづくりが『ネットde顧問』の浸透のカギですかね。

杉山先生:あとは、世の中の流れとしてセキュリティに対する意識が高まってきているのかなと思います。それにしても、エムケイシステムさんの『ネットde顧問』は使いやすさが良いですね。従来はお客様の画面と我々が見られる画面が別物でした。それが、今では一緒になり、同じ情報を見ながらお客様と話せますので、コミュニケーションが円滑に進みます。そのような工夫を加えながらアップデートしていただいているのは、大変心強いです。

これからエムケイシステムさんに求めていきたいところについてはいかがですか。

杉山先生:求めたいところは、沢山あります。新しいシステムが導入されるのはありがたいですが、社労士向けのソフトですから、職員が使ったり、お客様が使ったりするときに、取っ付きづらいところがありますよね。そういうときのサポート体制がもう少ししっかりしていたら、ありがたいです。

そのような点では、ユーザーインターフェイスが分かりやすくなるようですね。あとは、スマートフォンで従業員からダイレクトにデータを入れてもらうシステムの準備を進めているようです。

杉山先生:そうなんですか!それはありがたいです。ユーザーインターフェイスについては、ぜひ気を配っていただきたいですよ。やはり我々のお客様は中小企業が多いということもあるので、機械やシステムに明るくない方でもパッと見てわかって使えるというのは重要になりますよね。

では最後に、これからの事務所の方針についてお聞かせ願えますか。

杉山先生:宮崎を拠点としながら、全国へ情報発信をしていきたいと考えています。例えば今考えているのが、農業のプラットフォームができないかということです。宮崎は一次産業に頼っている県なんです。宮崎牛に地鶏に豚、全部宮崎は1位ですから。でもそこから先の加工品などの展開が弱いところがありますので、それを変えることができれば、面白いことができるのではないかと考えています

その辺りにも社労夢が絡んできますか。

杉山先生:ええ、農家方が簡単に使えるという点でも、使いやすいシステムになるということは良いですね。農業も今、IT化が進んでいますよね。ただ、事務所機能はほとんどない、農地とビニールハウスがあって、トラクターがあって、あとは自宅ということが多いですから、クラウドの親和性は高いですよね。また、働いている方は現場にいて、そこには一人ひとりにパソコンなんてないですから、スマートフォンで入力してもらう。その軸として『社労夢』のオールインワンのシステムが入れば、絶対に強力な力を発揮できると思います。

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事務所名 特定社会保険労務士杉山晃浩事務所
社労士名 特定社会保険労務士 杉山 晃浩 様
所在地 宮崎県
URL http://office-sugiyama.jp/
取材日 2018年12月
導入システム ハウスプラン
従業員数 50名未満
社労士ハウスDX