可能な限りの手続を電子申請で、「社労夢ハウス」の活用で、最大限の効率化を実現!

井上社会保険労務士事務所 株式会社エマ・パートナーズ

ハウスプラン

給与計算のアウトソーシング会社を設立し、労社給一体型の社労夢システムを導入。電子申請可能な手続きは全て電子申請で処理することにより、高品質なサービス提供を推し進めている。

まずは先生の事務所の従業員数と中心としているサービスについてお聞かせ願えますでしょうか?

井上先生 : 事務所は、株式会社と社労士事務所を併設しており、職員は8名です。業務は、給与計算が中心で、人数的に大きなところで1200名位、少ないところは1~2名位から受託しています。
給与計算は基本的に労働保険・社会保険手続をセットで受託しています。あとは、就業規則や労務相談などでしょうか。元々は給与計算業務を行っていて、他の社労士と協業してやっていた時から、社労夢を使っていました。

■セキュリティーを求めるからこそのクラウド型「社労夢」でマイナンバーも安心

セキュリティーにも力を入れていらっしゃるようで…。

井上先生 : 株式会社の方は、法人設立してすぐにPマークを取得しました。もう何回も更新しています。また、社労士事務所の方ではSRPⅡを取得しました。給与データもさることながら、マイナンバーに関しては特段セキュリティーを求められますので、事務所にサーバーを置かなくて済むクラウド型の社労夢は安心して利用しています。

「社労夢ハウス」をご利用ですよね、大体従業員が何名ぐらいのときに導入されたのでしょうか。

井上先生 : 法人設立をしてすぐなので、従業員1名の時から使っています。

社労夢を導入したきっかけというのは、どのようなところにあるのでしょうか。

井上先生 : 社労夢しか考えていなかったですね。昔使っていたということもあるのですが、仲のいい社労士と組んで事業を始めたときも社労夢からのスタートでした。

■「社労夢」で電子申請が完結 サービス向上に時間を有効活用が可能に

使用感はいかがですか?

井上先生 : 社労夢はやっぱりいいですね。特に「電子申請」システムは素晴らしいです。更に「手続進捗管理」システムが導入されてから、格段に便利になりました。厚生労働省の電子申請が始まって、簡単にできそうと思ったのですが、到達番号やら何やら複雑で振り回された感じがします。でも、API公開で、社労夢だけで電子申請処理が完結するようになってからは、本当にスムーズです。
今、電子申請でできるものは、ほとんど役所に行かずに電子申請でやっています。最初から電子申請でやるつもりでスタートしていますので、効率的に処理できて、その分サービス向上に時間を使うことができています。

私もe-Govの前の厚生労働省の電子申請をやったのですが、本当に苦労しました。

井上先生 : そうですね。毎月の一括有期事業開始届などは、社労夢だと、入力したデータがそのまま年度更新の申告データに反映されるということもあり、毎月社労夢で処理しています。ただ今年は労働保険料の申告についてe-Govから一部機能が提供されず、添付資料でのe-Gov申請を行いました。

給与計算に力を入れているというと「ネットde明細」は使っていますか?

井上先生 : 使っています。「ネットde受付」や「ネットde就業」も使っています。勤怠データがワンストップで処理できるのでとても便利です。

導入している企業も多いのでしょうか?

井上先生 : 「ネットde明細」は、使って欲しいと思っている規模のお客様はまだ導入されていないです。やはり1人1台パソコンがあるような環境じゃないと、WEBで見る明細は使いにくいじゃないですか。そういったこともあって工場などを営んでいる顧客には、導入いただけないのだと思います。でも本当に便利です。

「ネットde明細」は携帯での閲覧も可能ですよね。スマートフォンが普及してきたので、再度ご案内するとまた違った反響があるかもしれません。

井上先生 : あと、「ネットde就業」は、一番初めに導入してくださった企業は8~9年位使っていますが、その当初から比べたら随分良くなったと思います。今「ネットde就業」について顧問先から問合せが入っておりサポートに確認中ですが、そういえばサポートも良くなりましたね。

ここ最近、コールセンター設備を入れたり、サポートの人数をかなり増やしたりしたと聞いています。

上先生 : メールやFAXを送っても、返信が遅くてその処理が終わったりしていたというようなこともありました。今は専任のオペレーターさんのような方が出て連絡が非常につながりやすくなりとても充実したと思います。

■これからの「社労夢」に期待すること

社労夢に今後求めていきたいことはありますか?

井上先生 : 給与計算機能の強化でしょうか。大規模な会社を想定した機能強化を希望します。所属コードや部門コードの改善や拡張をしてほしいです。これも、一人一人個別に見ながら給与計算していくような規模の企業だと問題ないのですが、規模感が大きくデータで給与情報の入出力を行うような企業だと、ちょっと使いづらいということはあります。

それでは最後に、今後、事務所を、どのような形で発展させていきたいとお考えでしょうか。

井上先生 : 基幹としている給与計算と労働保険・社会保険手続について、安定した顧問契約を結んで、事務所の基盤を固めながら、就業規則などプラスアルファの業務を単発でやって、着実に運営していけたらと思っています。

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事務所名 井上社会保険労務士事務所 株式会社エマ・パートナーズ
社労士名 井上 節子 様
所在地 神奈川県
URL http://www.emapartners.co.jp/
取材日 2016年11月(最終更新:2020年6月)
導入システム ハウスプラン
従業員数 50~199名
社労士ハウスDX
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