顧客の要望に合わせて『社労夢』の機能を提供! 省力化を図りながら事務所規模拡大を目指す!

ビー・アイ・シー社会保険労務士法人

ハウスプラン

先生の事務所についてお聞かせください。

清水先生:現在、職員は30名、顧問先は200社ぐらいあります。
8割5分くらいは手続業務と給与計算が中心の業務となりますが、1~2名の企業から900名位の企業まで幅広く手掛けております。コンサル業務では上場会社や4,000名位の企業にも対応しています。
手続業務と給与計算については、業務ごとに担当者を配置するのではなく、会社ごとに担当者を配置するというスタイルです。
また、労務相談も、会社ごとに対応するようになっていて、各職員では対応が難しい相談やコンサル業務は、役員が中心となって対応しています。

■他社製品と比較した結果『社労夢』が一番良いという結論に。

『社労夢』の導入のきっかけを教えてください。

清水先生:もともと別の給与計算のアウトソース会社が社労夢ソフトを使っており、自社でも社労士業務と給与計算業務を始めるにあたり、色々検討した結果、社労夢のシェアが多いことからパッケージ版を使用することになりました。以来、『社労夢』と共に15年間やってきているので、私共は、運命共同体としてやっています。
とは言っても、そのまま『社労夢』を使い続けることで良いのかという話題もあがったことがあります。そこで他社のソフトもいくつか検証したのですが、結果『社労夢』が一番良いという結論に至りました。それには二つ理由がありまして、一つには細かい設定ができるということ、もう一つには扱っている大体の項目をおおよそCSVで出力できるということです。

CSVはどのような用途に使うのでしょうか。

清水先生:特に規模の大きい会社で多いのですが、会計上の資料として、または人件費や部門別の集計などを行うための資料としてデータをもらいたいという要望をいただきます。求められたデータを作るには、CSV出力が必要だったということになります。

その後、クラウド化の際には、初めから『社労夢ハウス』を選択なさったのですか。

清水先生:そうですね。当時は役員が3人、従業員も3~4人くらいのときです。これからはクラウド時代と役員で話し合い、クラウドサービスである『社労夢ハウス』導入のきっかけになりました。

『ネットde社労夢』との機能比較もしていたのですが、色々な機能(商品)があれば、多種多様なお客様の求めに応じて様々な提案ができます。そしてそこを入り口として次の提案を行っていけますよね。また、他の社労士事務所とも差別化を図れると思いましたので、全機能が利用できる『社労夢ハウス』を選択しました。

■『ネットde就業』による勤怠管理をお客様とのつながりを保つツールとして活用

導入した感想は。

清水先生:機能の一つ一つが面白いなと思いました。まだクラウドサービスがそんなには普及していない時代に、このようなサービスを展開されていたのは、エムケイシステムさんに先見の明があったのだと思います。
多くの機能の中でも『ネットde就業』は、当時のエムケイシステムさんの営業や技術の方が協力してくださって、大人数の会社への導入もスムーズに行うことができました。
いまでこそ、他にもいろいろな勤怠管理のシステムが出てきましたが、『ネットde就業』は比較的リリースが早かったということもあって、こちらとしても顧問先に早めにご案内することができたのは大変良かったと思います。

『ネットde就業』は現在顧問先の2~3割程度の導入になりますが、当法人では利益を上げるツールとしてではなく、お客様とのつながりを保つためのツールとして活用しています。

■要望に合わせて幅広く『社労夢』の機能を活用。更なるデータ連携による最適化を見込む。

他にはどのように活用していますか。

清水先生:企業様の要望に合わせてご提案をしておりますので、社労夢ハウスの幅広い機能を活用させてもらっています。
また、『連絡ホットライン』も、セキュリティの観点からメールでデータを送りたくないというお客様がいらっしゃった際に、ご案内しております。限られた空間で連絡できるというのは良いと思います。
あとは、月並みですが電子申請は大変助かっています。
改善が重ねられて、本当に使いやすくなりました。
当法人では、まだ『社労夢』が電子申請に対応する前から「厚生労働省電子申請・届出システム」を使って電子申請をしておりました。一件一件入力していくことにはなりますが、往復の移動時間や窓口の待ち時間、交通費も考えると、行政に行くよりは効率的であると考えておりました。ところが『社労夢』の電子申請を使用するようになったら本当に便利になりましたね。あとは、電子公文書をダウンロードする際に、リネームができればさらに良いのですが…。

リネームは、新『社労夢』で搭載予定(注:ハウスプラン限定機能)となっていますね。
これから新『社労夢』でできることも広がっていくかと思いますが、これからの『社労夢』にはなにを求めたいですか。

清水先生:『社労夢』は、勤怠や給与計算、社会保険と一つのデータベースで全てを一元管理できるのが一番いい点だと思います。そのデータベースの中で、「人の手を介さないで処理できる」「省力的ではあるけれども、確実な値が入る」といったことが、より最適化されながら、もう少しできることが増えればありがたいと思います。また、『DirectHR』と新『社労夢』が連携するということですが、それにより更にデータのやり取りの最適化が進むのではないかと思います。

それでは最後に、今後事務所をどのような形で発展させていきたいと考えていらっしゃいますか。

清水先生:冒頭で、対応している企業規模をお伝えしましたが、今後は手作業で行う業務をさらに少なくして、2,000名くらいの企業まで対応できるようにしていきたいと考えています。
給与計算、手続業務とコンサル業務とそれぞれわけて専属業務とすれば、それなりにメリットはあると思うのですが、せっかくですので担当者も色々な業務ができる方が面白いかと思います。
当事務所の職員には、お客様と直接やり取りをして、様々な業務に触れて学ぶ機会とやりがいを持ちながら働いてもらいたいと考えています。そのような体制を崩さずに、50人位の規模の事務所にしたいと思っております。

▲ビー・アイ・シー社会保険労務士法人樣のパンフレット

関連製品

事務所名 ビー・アイ・シー社会保険労務士法人
社労士名 特定社会保険労務士 清水 雅文 様
所在地 東京都
URL https://www.bic-sr.com/
取材日 2020年9月
導入システム ハウスプラン
従業員数 50名未満
社労士ハウスDX