■クラウドの『社労夢』を活用することがコロナ禍の困難な状況を切り抜ける一助に
先生の事務所についてお聞かせください。
藤原先生:社労士含め、47名。創業地の静岡が本社で人を多く配置しています。あとは東京が11人、大阪が3人、横浜は14人です。それぞれ地元に寄り添う形で拠点を配置し、今は4拠点となりました。
会社ごとの担当制で、手続きや給与計算、相談業務等を行っています。おそらく他の社労士事務所より、相談業務の割合は多く、内容に応じて上司や私がサポートするようになっています。あとは、就業規則や3号業務としての人事制度のコンサルなどの引き合いも多いかもしれません。
クラウドの『社労夢』なら複数拠点でも場所に関係なくデータが見られますね。
藤原先生:『社労夢』を活用して、拠点同士で助け合うことはよくやっています。どこかの拠点で電源が落ちた際には、別の拠点で給与計算をして明細を出すなど…。今回の新型コロナウイルス感染症への対応として、東京・横浜は在宅勤務で、ほぼ全員テレワークにしたのですが、主幹業務で社労士が見なければならない仕事は、通常業務だった静岡で回しました。いつどのような状況でも、困ったことがあったら、別拠点で補完できるというのは便利ですし、BCPとして相当機能していますね。これも全部クラウドだからできる話ですね。
『社労夢』はいつ導入なさったのですか。
藤原先生:法人がいま17期ですが、16年前にパッケージ版を導入し、それからクラウドに移行しました。法人立ち上げのときに業務ソフトを探していて、一番親しくしていただいた先生がお使いになられていたのが大きかったです。そのあと、『社労夢』を使っていた近所の先生が亡くなり、事業承継したのですが、同じ『社労夢』ということで、データ移行はスムーズに進みました。
当時は、3~5人位でやっていて、一心不乱に仕事に取り組んでいましたが、基幹システムとして『社労夢』には助けられました。
■どの会社でも柔軟に対応できるのは『社労夢』の給与計算だからこそ
小倉様は『社労夢』を使っていていかがですか?
小倉様:前職で給与計算をやっていたのですが、入社して『社労夢』の給与に触れて、支給項目を多数設定できることと、独自計算で計算式が設定できることが、他社さんと違って、柔軟性があると思いました。
藤原先生:給与計算は、他社を検討した時期もありましたが、500社位の顧問先を持っていると、どの会社でも柔軟に対応できるのは、やっぱり『社労夢』なんですよね。データにExcel計算をかけたうえで読み込ませる等は不要で、設定次第ですごい楽に給与計算が進み、しかも間違いが少ないので。だから、設定で全て済むのは、他社では得難いメリットですね。