上田先生の事務所の業務内容をお聞かせ願えますか。
上田先生:当社は、社労士法人と労働保険事務組合、それに経営全般をフォローする経営コンサルティングの会社とで、三つの事業を持っています。
元々、父親が事務所を始めた中で、基本的な1号、2号の業務を中心としてやってきました。その中で社労士の業務が法改正で多様化し、労務相談の比重が結構増えてきましたので、現在では労使紛争関係の相談を結構受けております。
社労夢の導入のきっかけをお聞かせください。
上田先生:最初は、データベースのソフトウェアでシステムを組み上げて使っていました。しかし、継続して自社でメンテナンスをするのは大変だと思い、社労士用の業務ソフトを検討し、2010年に『社労夢ハウス』を導入しました。
とは言っても、使う人間の望むように作っていたシステムは利便性が高くて、なかなか移行が進まず、エムケイシステムさんの当時の営業の方に力を貸してもらって、無理やりながら何とか移行できました。
移行して良かったのは、先に述べた通り、保険料率の更新や帳票の改廃など、事務所でメンテナンスをしなければならなかったことが、一切不要になったことです。結果として、その時に『社労夢ハウス』に、無理やりにでも替えておいて良かったと思います。