自身の事務所に「ネットde顧問」を導入。利用している立場からのご提案でお客様の満足度を向上!

埼玉南社会保険労務士法人
ハウスプラン
まず、先生の事務所のご紹介をお願いいたします。
寺田先生 : 基本的な手続は「早く正確に」をモットーに進めています。それにプラスして就業規則の作成や賃金体系の立案などをサービス展開しております。
それでは、「社労夢」導入の経緯について教えてください。
寺田先生 : パッケージ版を入れたのが、従業員数が2、3人位の時でしょうか。元は、給与ソフトで良いものを探していたのですが、折角ならと業務ソフトも合わせもった「社労夢.net」を一緒に入れたというのが最初でした。その後2009年にクラウド版「社労夢ハウス川口店」として登録させてもらいました。
「社労夢」を導入した当時、何か苦労された経験はございますか。
寺田先生 : 導入当初はパッケージソフトで、インストールする仕組みでしたが、そんなに苦労したことはないですね。逆に書類を手書きする手間が随分と楽になりました。昔は雇用保険と社会保険と両方書類を書くという手間がありましたが、今は1回の入力で完了しますし、そのデータは残り続けて、労災の給付など別の手続に使えます。
■今まで手書きをしていたものもクラウド型の「社労夢」で全て管理
導入して気が付いたメリットなどございますか?
寺田先生 : 「電子申請」システムは素晴らしいですね。最近は、e-Govを意識しないで申請できるので利便性が格段に上がりました。
私も前にエムケイシステムの無料セミナーを聞きに行きましたが、説明だけでも便利さが伝わってきました。実際にデモンストレーションをご覧になった先生が、すぐにでも買いたいと言っていたというお話も聞いています。それでは、実際に使っていて、導入していない先生と差別化を図れる点はございますか?
寺田先生 : 業務ソフトを使っている社労士と、全く使ってない社労士という比較であれば、差は明らかですね。業務ソフトも色々ありますけど、インストールして使用するソフトは出来ることの限界が見えます。
「社労夢ハウス」に関して言えば、クラウド化されているということが、一番便利なところだと思います。手続の進捗管理も、今まで手書きで管理していたものを全部、「社労夢ハウス」の「手続進捗管理」システム上で管理するようにしました。また、「社労夢ハウス」とは話が変わりますが、クラウドのビジネスチャットのシステムも取り入れています。
ビジネスチャットですか?
寺田先生 : ええ、ビジネスチャットの場をお客様用に準備して、そこでやり取りをするようにしています。もちろん、お客様と直接会うということは大切ですが、これを介して連絡すると、メールとは違って、書類を対面して手渡しているようなやり取りが可能です。このビジネスチャットは機能が幅広い「社労夢ハウス」のシステムを提供するのに、親和性が高いと思っており、実際に顧問先企業向けアプリ「ネットde顧問」を利用するお客様に連絡する際に使っています。
「ネットde顧問」では、ネットで業務受付(「ネットde受付」)ができますが、お客様が使えるようになるまで、ビジネスチャットと併用すると、ステップ毎にご案内を進めていけますので、「ネットde受付」がスムーズに導入できます。
■昔は紙で行っていた作業もペーパーレスを図れるようになりました。
「ネットde受付」を導入してもらっていたら、その後の申請などもスムーズですよね。
寺田先生 : そうですね。「ネットde受付」でいただいた情報で電子申請して、あとは双方「手続進捗管理」システム上で状況を認識できますからね。昔は紙で行われていた訳ですが、うまい具合にシームレスに連携して、ペーパーレスが図れるというのは素晴らしいです。
ほかに顧問先と連携する「ネットde顧問」の機能は利用なさっていますか?
寺田先生 : 実際便利ですからね。今、我々の事務所の管理も全部「ネットde顧問」でやっています。「ネットde就業」では、出勤・退社の打刻だけでなく、外出・戻りなどのスケジュール管理もできますので、職員に行き先を入力するようにしてもらっています。また、そのデータを元に「ネットde賃金」で賃金計算をしてと、従業員管理から給与まで一貫して処理ができるのが便利です。
また、職員が「ネットde就業」を使うことによって、機能を把握した上でお客様にご案内できるというメリットもあります。
実際に使ってみて、その良さをお客様にそのまま伝えられるということですよね。
寺田先生 : そうですね。また、「ネットde賃金」などは、利用していただくと、お客様に賃金計算の機能を提供できますし、社労士事務所側でも年度更新のための賃金データが月次で整備されていくということもあり、非常に効率化できます。今後は、この辺りを推し進めていきたいと考えています。
これから「社労夢ハウス」に求めていきたいことはありますか?
寺田先生 : マイナンバー関連機能に期待しています。マイナンバーを基軸に据えた社労士業務ソフトも出てきていますが、業務ソフト部分を「社労夢ハウス」と比べたら、多分大したことないと思います。だからこそ、更に使いやすさを求めたいです。あとは、いちいちサポートセンターに問い合わせるのも手間なので、しっかりとしたQ&Aを充実してもらいたいですね。
今後、事務所を発展させていくための営業戦略や、その上での「社労夢ハウス」の活用についてお聞かせ願えますか?
寺田先生 : お恥ずかしながら、大それたことは考えていません。ただ、法人化して地元の金融機関からご紹介をいただいたり、セミナーを開催する中でお客様に来ていただいたりなどの「つながり」を大切にしていきたいと考えています。もちろん、手続業務はしっかり大切にやっていきますが、効率化は常日頃考えていかなければならないテーマだと思っています。
「社労夢ハウス」の仕組みを使い電子化を進めていく中で、お客様の受付けから申請データの作成、電子申請まで一気通貫に処理できますので、それを利用して、クリアデスク・クリアデスクトップを実現していくことが、情報漏えいの防止にもなるし、効率化の第一歩になると思っています。その上で、使える機能は最大限使っていきたいと思っています。
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事務所名 | 埼玉南社会保険労務士法人 |
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社労士名 | 特定社会保険労務士 寺田 美津司 様 |
所在地 | 埼玉県 |
URL | http://www.terada-sr.jp/ |
取材日 | 2016年12月(最終更新日:2020年8月) |
導入システム | ハウスプラン |
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従業員数 | 50名未満 |