ー事務所概要と貴センターの特徴について教えて下さい。
望月様:静岡SR経営労務センターは、1988年(昭和63年)2月20日設立、同年4月1日付で労働保険事務組合の認可を受けました。30年余、労働保険事務組合の業務を主体として事業展開をしてきました。当センターの主な業務は、事業主の皆様に代わって、「労働保険(労災保険・雇用保険)」にかかる事務・手続きを代行することですが、当センターの特徴は、事務組合と委託事業場との間に、社会保険労務士が介在しているところにあります。
社会保険労務士事務所は顧問先を当センターに入会させる形で事務委託をしてもらい、労働保険の年度更新に必要なデータは社会保険労務士に責任を持って収集してもらう、各種事務手続きについても事業場を担当する社会保険労務士に行っていただくという特殊な運用をしています。これは労働保険事務組合を設立していない社労士事務所、労災保険の特別加入を希望される中小事業主の利便性のために行っている事業になります。
ー現在の受託件数を教えて下さい。
望月様:現在の受託件数は、5,233件(事業場数/2021年12月8日現在)であり、県内でも委託事業場数の多い事務組合となっています。これもひとえに県内中小事業主会員の皆様並びに社労士会員の皆様に支えられてきた結果です。また、一人親方組合への加入者数は、同年12月8日現在、2,041名です。